catとは
ファイルの内容を出力する
オプション
オプション | 説明 | 使い方 |
---|---|---|
-n | 行番号をつけて表示 | cat -n |
なし | ファイルを連結して出力 | cat ファイル1 ファイル2 |
catを使ったファイルの表示の仕方
左のようなディレクトリやファイルがあったとします。例えば「a」の内容を表示するには3つの方法があります。
① cat /home/example/a
② cat a
③ cat ./a
①は「フルパス」を指定しています。見たいファイルのある場所を、ルートディレクトリから指定します。
②は「相対パス」を指定しています。自分の場所が「/example」なので、ディレクトリを指定せず「cat」を使うと、カレントディレクトリ内のファイルを指定することになります。
③は②とほぼ同じですが、カレントディレクトリを「./」で指定します。
カレントディレクトリ内のデータは、通常②の方法で見られますが、特殊なファイル名である場合、その方法では見られないことがあります。そのようなときは①や③でパス指定をするとみられることがあります。
また、Windowsの場合は、ファイル名にスペースが入っていても問題ないですが、Linuxの場合はスペースがあるとうまくいきません。そのような場合は、スペースの入ったファイル名を「”」や「’」で囲みましょう。
その他
catコマンドは、実は「concatnate(つなぐ)」という意味の略称です。つまりもともとはファイル同士を連結させるコマンドだったようなのですが、今では、もっぱらファ
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