CISSPに認定されるには
CISSPは合格するだけでは、CISSPとは認められません。以下の要件が必要です。
1 認定試験において、1000点中700点を以上のスコアで合格していること(これは通りました)
2 正しく記述されたエンドースメント(推薦状)を提出すること
3 無作為に行われる業務経験に関する監督に合格すること
以上です。
私の場合
1の試験については、合格しています。のでこれは問題なし
問題は2,3です。3は、2のエンドースメントを提出してからの問題なので、2がまず問題です。
お伝えしている通り、私は、IT関係の仕事ではありません。当然ISC2認定資格保持者がいませんので、「身の周りにISC2認定資格保持者がいない場合」におけるエンドースメントを申請する必要がありました。
私にはエンドーサー(推薦者)がいない
私にとって、これが一番の難関です。
○ 職場は英語が使える人なんていない。つまり英語での申請方法がわからない。
○ CISSPって何っ?って人たちばかり。
○ 在籍証明書を英語で取得って何を書くの?
等々、自分で乗り越える必要があるものばかり
そこで私は何を提出したか
そのため、いろいろとネットで過去の申請者のブログ等を見ながら、頑張って提出しました。そして、その難しかったところを以下に書きます。
職務証明書(在籍証明書)

ここで提出する職務証明書(在籍証明書)に特定の様式はありません。
ですので、私は先のような形で作って、上司の署名と社印をもらいました。
本来なら、英語の証明書なので、署名だけでいいのだと思うのですが、ここはやはり日本ということで、社印があると「日本だなぁ」と思ってもらえると思い、あえて社印をもらいました。
こんな簡単なのででいいのかなぁと心配でしたが、とりあえずこれで出しました。
免除申請
幸いにも私は「CEH」を持っていたため、それを免除申請に添付しました。
職務の詳細
これも悩ましいものでした。確かに5年以上はIT関係の業務にはついていましたが、本当のエンジニアのような実績もなく、これといった成果もない。
じゃあ、どのように書こうか迷いました。
ランダムに申請内容の調査があるというので、万が一審査対象となった場合に、「そんな経験だけではダメ」と言われるよりはと思い、「最低限だけ書こう」と決めました。実施に審査対象となった際には、「実はこれもあれもやってました」と言えるように・・・・
実際に書いたことは
Asset Secirity | 社内のパソコン、ルーター、スイッチ等の資産管理をどのように行っているか。 |
Communication and Network Security | 社内LANの論理的・物理的配線等の管理。VLANの管理 |
以上の2ドメインについて、それぞれに英語で数行程度書きました。
長文にした方がいいかどうか迷いましたが、先ほども書いたように、「後出し」できるように、できるだけ簡潔に数行程度の内容を、2ドメインだけに絞り書きました。
待ちました。5週間
エンドースメントを提出してからは、気が気ではありません。エンドースメントが通らないということよりも、調査が入ったらどうしよう?

英語で話さんといかんの?
英語なんて話せんで・・・・
とか思っていました。
3月20日朝起きたら、ついにメールがやってきました。
「Congratulations!」
やったぁ。というよりも「よかったぁ」という安堵だけでした。
これで、上司にも迷惑かけずに済む!!
と思ったことを思い出します。
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